3ヶ月全振りで個人アプリ開発だけして分かった、やってよかったこと/今ならやらないこと

3ヶ月で5本作って見えた「やるべきこと」と「やらないこと」

2026-01-23
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はじめに

こんにちは、個人開発者のたいようです。
ほとんどの方が「お前は誰や」というところからだと思うので、ざっくり自己紹介させてください。

大学生の頃にプログラミングを少し齧り、面白みに気づきました。
そこから開発ができる会社に就職し、現在もそこで2年弱働いています。

個人開発で食べていきたいと思った理由はシンプルです。
アプリを1から自分で考えて、それを知らない誰かが使ってくれて、「いいね」と言ってもらえる。
それでお金まで稼げたら、最っ高に楽しいなと思ったからです。
……とはいえ、現状はまだユーザー数も収益も雀の涙なんですけどね。

この記事から、個人開発の過程と結果を包み隠さず記録していくことにしました。
適当に開発するのをやめたかったことと、もし今後アプリが伸びたときに、ここに書いてきた記録自体が大きな資産になると思ったからです。

このブログを読んでくれた、
「何かやりたいと思っている人(個人でもチームでも)」が、
「こういう順番でやればいいのか」とか、
「これは別に必要ないのかもな」と判断できる材料を残せたら、それだけで価値があると思っています。

(*「適当に開発するって何?」と思った方だけ、ここから読んでください)

ここ3ヶ月間、正直こんな感じでした。

  • こんなアプリあったらいいな
  • よし、作ろう
  • リリースした
  • 次、何作ろう?

今思えば、そりゃ伸びないよなという感じです。
でも当時の自分は、開発する以外の方法がまったく分かっていませんでした

分からないから、考えない。
考えない代わりに、ひたすら開発する。
今振り返ると、開発に逃げていた部分もあったと思います。

この状況を変えたくて、「記事として公開する」という方法を選びました。
記事にする以上、

  • 今回は何をやったのか
  • なぜそれをやったのか
  • 結果どうだったのか

これを言語化せざるを得ません。
自分にとっては、かなり強制力のあるやり方です。

本題

さて、第一弾の記事では、タイトルの通り
「3ヶ月全振りでアプリ開発だけして分かった、やってよかったこと/今ならやらないこと」
について書いていきます。

3ヶ月でやってきたこと

この3ヶ月で、アプリを5本リリースしました
(気になる方はサイドバーからどうぞ)。

  • 英語長文リーダー
  • ゆめ日記
  • アイデアメモ - AI
  • Canvas Memo
  • Skima

やってよかったこと

はじめにと矛盾するかもしれませんが、
高速でアプリを5本リリースしたことは、間違いなくやってよかったことです。

最初は本当に分からないことだらけでした。
「そもそも何の言語で書くべきか」
「アプリを作ったはいいけど、どうやってリリースするんだ?」
そんなことばかり考えていました。

もしこの段階で、完成度にこだわり、マーケティングまで含めて完璧を目指していたら、
おそらく1本も完成していなかったと思います。

これは性格の問題もあると思いますが、
自分の場合は「完璧にしてから出す」よりも、「出してから考える」ほうが明らかに合っていました。

アプリは、実際に出してみないと、
本当に必要とされているのかどうか分からない。
これはやってみて初めて実感しました。

右も左も分からない状態のときは、まず出してみる。
振り返ると、知識不足よりも、行動不足のほうが圧倒的に致命的でした。

もう一つ大きかったのは、
「アプリを作ってリリースする」という行為が当たり前になったことです。

開発をしたことがない人に「アプリをリリースしている」と言うと、
すごいですねと言われることがあります。
でも正直、自分自身はあまりそう思っていません。

それはたぶん、
ピアノが弾ける人が、弾けない人から「すごい」と言われる感覚に近いと思います。
できる側にとっては、それが日常だからです。

この3ヶ月で一番良かったのは、
アプリをリリースすることへの抵抗感が完全になくなったことでした。
出せば出すほど、開発スピードも自然と上がっていきます。

今ならやらないこと(やって学んだこと)

ここからは、「やるべきでなかったこと」というより、
実際にやってみて初めて分かったことを書きます。

当時は正解だと思っていましたし、
やらなければ今の判断基準はなかったと思います。

1つ目

アプリの本質と異なる機能を作り込んだこと

1本目の英語長文リーダーを作っていたときの話です。
初めてのアプリということもあり、正直かなり迷走していました。

このアプリの本質は、
「英語の長文を楽に読めるようにする」ことです。

それなのに、音声機能を入れたり、TOEIC対策の文章を用意したり、
ブラウザからの取り込み機能を入れたりと、とにかく機能を詰め込みました。

今なら分かります。
ユーザーからすると、「で、何のアプリ?」状態だったと思います。

学び:アプリの価値は“できることの数”ではなく、“何のためのアプリかが一瞬で伝わるか”でした。

2つ目

焦っていらない機能を追加したこと

2本目のゆめ日記を作っていたときです。
リリースから1ヶ月ほどで、少しずつユーザーが増え始めました。

初めて「使われている」感覚を得て、正直かなり焦りました。
何かしなきゃ、アップデートしなきゃ、という気持ちだけが先に立ち、
ユーザーがどこに価値を感じているのかを考えないまま機能を追加してしまいました。

具体的には、睡眠時間や起床時の気分を記録する機能です。
今思えば、ゆめを記録するアプリには不要でした。

学び:ユーザーが増えたときほど、動く前に“なぜ使われているか”を考えるべきでした。

3つ目

「便利そう」でアプリ開発に着手したこと

3本目に作ったのがCanvas Memoです。
付箋のようにメモを追加し、矢印で自由につなげられるアプリです。

正直、「便利そう」ではありました。
でも、それだけでした。

今なら思います。
「じゃあ、フリーボードでよくない?」と。

類似アプリと比べて、明確に優れている点が一つもありませんでした。
開発に慣れてきたことで、考えずに作り始めてしまっていたと思います。

学び:「便利そう」は理由にならない。作る前に“なぜこれを使うのか”を言語化すべきでした。

次にやること

これらの反省を踏まえて作ったのが、
Skimaというタスク管理・時間管理アプリです。

このアプリでは、最初から機能を盛り込まず、
「今やることに集中できない人」という一点に絞っています。

便利そうだから作るのではなく、
誰のどんな悩みを解決するのかを先に決めるようにしました。

次の記事では、このSkimaをどう伸ばしていくかを書きます。
XやProduct Huntでの発信、ストアスクショの改善など、
アプリに大きな変更を加えずに、どこまで伸ばせるのかを試します。

たぶん、実際に作業して結果が出るまでに時間がかかるので1〜2ヶ月後の更新になると思います。

最後に

ここまで読んでくれている人がいるかは分かりませんが、
もし読んでくれた方がいたら、本当にありがとうございます。

感想は一言でも大丈夫です。
フッターのメールから「いいかんじ!」だけでも送ってもらえると、
普通にめちゃくちゃ励みになります。

結果が出てから書くのではなく、
出ていない今だから書けることを、これからも書いていきます。

Tags: 成長日記