普段本を読まない自分が正欲を読んだ感想 (ネタバレなし)
普段本を読まない自分が感じたこと
はじめに
今回は技術記事ではなく、雑談として読書感想を書きます。
読んだのは朝井リョウさんの『正欲』です。
この記事はネタバレなしで、読後に自分が感じたことだけを書いています。
正直に言うと、自分は普段ほとんど本を読みません。
そんな自分でも、この本は「読み終わったあとにしばらく考え込む」タイプの作品でした。
価格:935円 |
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読んだきっかけ
SNSでタイトルを見かけることが多く、気になって手に取りました。
事前知識はほぼゼロで、「話題になっている本」という程度でした。
読んでいて感じたこと
まず、物語の進み方がすごく好みでした。
複数の視点から少しずつ話が進んでいって、バラバラに見えたものが後半で集約されていく構成が面白いです。
「この人のパートはこういう話か」と思って読んでいたものが、別の視点とつながった瞬間に見え方が変わる。
その連続が気持ちよくて、普段本を読まない自分でも一気に引き込まれました。
次に強く感じたのは、「性」の中にも本当にさまざまな形があるということです。
正直、ここまで多様で、しかも本人にとっては切実なものとして描かれるとは思っていませんでした。
「まさか、そんなことに性欲を感じることがあるのか」という驚きが何度もありました。
ただ、その驚きは単なる刺激ではなくて、「自分の知らない世界がある」という感覚に近かったです。
この本を読んだあとだと、ニュースの見方や、人を見るときの解像度が少し変わる気がします。
表に出ている言動だけで判断する怖さを、以前より意識するようになりました。
そして一番大きかったのは、
「自分が正しいと思っていることも、結局は自分の“頭の中”での正しさでしかない」
という本質に気づけたことです。
誰かを「普通じゃない」「理解できない」と決めつける前に、
その人の文脈や背景を想像する余地を持つべきだと感じました。
簡単に白黒をつけられない話だからこそ、読後に長く残る作品だと思います。
普段本を読まない自分の感想
本をあまり読まない自分でも、途中で飽きずに最後まで読めました。
一方で、読みやすいだけの作品ではなく、読後に余韻が残る重さがあります。
「スッキリする話を読みたい」というときより、
「少し考えたい」ときに向いている本だと思います。
まとめ
『正欲』は、読む前と読んだ後で見える景色が少し変わる本でした。
普段本を読まない自分でも、読んでよかったと思える一冊です。
同じように「普段本を読まないけど、何か1冊読んでみたい」という人にもおすすめです。
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どんな人におすすめか
- 複数視点がつながっていく構成が好きな人
- 「正しさ」や「普通」について一度立ち止まって考えたい人
- 軽いエンタメより、読後に余韻が残る作品を読みたい人